もし目の前で人が倒れたら。PUSHプロジェクトが伝える救命の大切さ
2026.07.24 コラム
誰もが救命を学べる「PUSHプロジェクト」
もし目の前で人が倒れたら、あなたは行動できますか。その「もしも」に備えるための活動として全国に広がっているのが「PUSHプロジェクト」です。PUSHプロジェクトは、胸骨圧迫とAEDの使用に重点を置いた「PUSHコース」を通じて、誰もが救命処置を学べる社会を目指して活動しています。
子どもから大人まで楽しく学べるPUSHコース
救命講習というと難しいイメージを持つ方もいるかもしれません。しかしPUSHコースでは、かわいらしいイラストやアニメーション、実習用の教材などを活用しながら、子どもから大人まで楽しく学べるよう工夫されています。実際に小学生を対象とした講習も数多く行われており、「命を守るために何をすればよいのか」を分かりやすく学ぶことができます。
「PUSH」に込められた3つの意味
PUSHという名前には、3つの大切な意味が込められています。まず一つ目は、胸をPUSH。胸骨圧迫によって、止まった心臓の代わりに脳や全身へ血液を送り続けることです。二つ目は、AEDのボタンをPUSH。AEDの音声ガイダンスに従い、必要な時にはショックボタンを押します。そして三つ目は、あなた自身をPUSH。目の前で人が倒れた時、「自分にできるだろうか」とためらうのではなく、勇気を出して声をかけ、一歩踏み出すことです。
AEDは「使う人」がいてこそ命を救える
救命の現場では、特別な資格や経験が必要なわけではありません。まず行動することが何より大切です。日本は人口あたりのAED設置台数が世界でもトップクラスと言われています。しかし、AEDは設置されているだけでは命を救うことはできません。その場に居合わせた人が胸骨圧迫を行い、AEDを使うことで初めて救命につながります。PUSHプロジェクトは、そんな「行動できる人」を一人でも増やすための活動です。
「ハートの日」に救命について学んでみよう
8月10日の「ハートの日」には、全国各地でPUSHコースをはじめとした救命講習会が開催されています。いざという時に大切な人の命を守るために、救命について学ぶ機会を持ってみてはいかがでしょうか。知識や技術だけでなく、「一歩踏み出す勇気」の大切さを教えてくれるはずです。

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