TOP
リスク

出血している人にAEDや胸骨圧迫をしても大丈夫?

リスク

出血していても救命処置を優先

事故や転倒などで大きく出血している人を見かけたとき、「胸骨圧迫やAEDを使っても大丈夫なのだろうか」と不安に感じる方もいるかもしれません。このような疑問に対して、日本AED財団は「心停止が疑われる場合は、出血の有無にかかわらず、直ちに救命処置を行うことが重要」と提言しています。

胸骨圧迫が最も優先されます

心停止になると、脳や全身への血液の流れが止まってしまいます。そのため、何より優先すべきことは、胸骨圧迫によって血液を送り続けることです。もし出血している部位が分かっている場合は、その部分を圧迫して止血しながら対応することが望ましいとされています。しかし、実際の現場では一人で止血と胸骨圧迫の両方を行うことが難しい場合も少なくありません。そのため、傷病者に反応がなく、呼吸がない、または普段どおりの呼吸ではない場合は、原因に関係なく胸骨圧迫を開始し、AEDを手配することが大切です。

迷ったら119番通報を

また、救命の現場では一人で判断を抱え込む必要はありません。119番通報をすると、通信指令員が状況を確認しながら、胸骨圧迫やAEDの使用方法について電話で指導してくれます。迷ったときは、その指示に従って行動することで適切な救命処置につながります。

ためらわず行動することが大切

救命処置で大切なのは、完璧に行うことではなく、必要な時に行動することです。出血があるからといって救命処置をためらうのではなく、まずは心停止かどうかを確認し、必要であれば胸骨圧迫とAEDを優先することを覚えておきたいですね。

TOP