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心停止は自宅で起きることが多い?

AEDは公共施設だけのものではありません

AEDというと、駅や学校、スポーツ施設などで見かけるイメージがあるかもしれません。しかし、実際に心停止が起きる場所は、私たちが思っている場所とは少し違うようです。

心停止の約65%は自宅で発生

研究機関による分析では、突然の心停止のおよそ65%が自宅で発生していることが報告されています。自宅は安心して過ごせる場所ですが、心停止という視点で見ると、最も発生件数の多い場所でもあるのです。また、心停止後1か月の生存率を比較すると、自宅で発生した場合は公共の場所で発生した場合より低い傾向がみられています。その理由の一つとして考えられているのがAEDの使用率です。

身近にAEDがあっても使えないことがある

公共の場所ではAEDが使用される機会がある一方、自宅ではAEDを利用できる環境が限られています。近くにAEDが設置されていても、設置場所を知らなかったり、夜間は建物が閉まっていて取り出せなかったりすることもあります。

AEDは「すぐに使えること」が大切

近年は公共施設へのAED設置が進んでいますが、今後は住宅地やマンションなど、日常生活により近い場所での設置も重要になってくるかもしれません。また、AEDがどこに設置されているのかを日頃から確認しておくことも大切です。いざという時には、近くにAEDがあるかどうかが救命率を左右することもあります。AEDは設置することだけが目的ではありません。必要な時に、必要な人が、すぐに使えること。それが本当の意味でのAEDの役割なのかもしれません。

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