AEDの力を活かすために
2026.07.20 コラム
AEDはどれくらい命を救っている?
AEDの重要性はよく耳にしますが、実際にどのくらい救命に役立っているのでしょうか。平成28年度の消防庁の統計によると、一般の方が心停止の瞬間を目撃したケースは年間で2万件を超えています。しかし、その中で実際に一般市民がAEDを使用して電気ショックを行ったケースは決して多くありません。一方で、AEDが使用された場合の救命効果は非常に大きいことが分かっています。
救命のカギはその場にいる人
心停止となった方に対して一般市民がAEDで電気ショックを行った場合、1か月後の生存率は50%を超えていました。また、社会復帰率も高く、多くの方が日常生活へ戻ることができています。心停止が起きると、時間の経過とともに救命の可能性は低下していきます。そのため、救急隊が到着するまでの間に、その場に居合わせた人が胸骨圧迫やAEDを使用できるかどうかが大きな分かれ道になります。AEDは特別な資格がなくても使用できるように設計されています。音声ガイドに従って操作するだけで、必要な場合にのみ電気ショックを行う仕組みになっています。
AEDをもっと活かすために
AEDは、いざという時にその場にいる人が使うことで力を発揮する機器です。AEDによって救われる命を増やすためには、身近な場所へのAEDの設置はもちろん、救命講習の普及や日頃の管理も重要になります。一般市民の方がためらうことなくAEDを使用できる環境づくりを進めていくことが、今後さらに重要になっていくのではないでしょうか。

0120-791-742泣く人 無しに
