「救命テント」って知っていますか?
2026.07.20 コラム
救命テントとは?
「救命テント」は、AEDを使用する際に傷病者のプライバシーを守るためのテントです。2023年にはSNSでも話題となり、多くの反響を集めました。このテントの特徴は、なんといっても設置の手軽さです。収納時はコンパクトですが、必要な時にはパッと広げるだけで周囲から見えにくい空間を作ることができます。
プライバシーを守りながら救命活動をサポート
心停止の現場では、一刻も早い救命処置が重要です。しかし、人が集まる場所では周囲の視線が気になったり、処置する側がためらってしまったりすることもあります。救命テントがあれば、処置中の様子を周囲から見えにくくできるため、傷病者のプライバシー保護につながります。また、目立つ色や形状のため、救急隊が現場を見つけやすいという利点もあります。
AEDを使いやすい環境づくりへ
近年は、女性へのAED使用率が男性に比べて低いことも課題として指摘されています。救命テントのような設備があることで、AEDを使用する際の心理的なハードルを下げる効果も期待されています。駅やスポーツ施設、海水浴場、イベント会場など、多くの人が集まる場所では、AEDだけでなく救命テントも大切な備えのと言えるでしょう。AEDを設置するだけでなく、誰もが使いやすい環境を整えることも大切です。こうした取り組みが、AEDを使う勇気を後押ししてくれるのかもしれません。

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