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サッカーする子供

ボールが当たっただけでも起こる「心臓震盪」

サッカーする子供

スポーツ中には、骨折や熱中症などさまざまな事故が起こります。その中には、胸にボールなどが当たった衝撃がきっかけで起こる「心臓震盪(しんぞうしんとう)」という命に関わる事故もあります。

心臓震盪とは、胸の中央付近に強い衝撃を受けた際に、心臓のリズムが乱れて心停止状態になることです。

「もともと心臓が弱い人がなるのでは?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。健康な子どもや若い人でも発症する可能性があります。

特に野球やソフトボール、サッカー、ラクロスなど、ボールや身体が胸に強く当たるスポーツで発生することがあります。また、胸郭(胸の骨)が柔らかい子どもは衝撃の影響を受けやすいため、10代の若い世代で多く見られるとされています。

心臓震盪は珍しい事故ですが、発生した場合には迅速な対応が重要です。倒れた人に反応がなく、呼吸が普段どおりでない場合は、すぐに119番通報を行い、胸骨圧迫を開始します。そして、近くにAEDがあればできるだけ早く使用することが大切です。

学校やスポーツクラブでは、安全対策としてAEDの設置や救命講習の受講が進められています。保護者や指導者の方も、万が一の時に備えてAEDの場所や使い方を確認しておくと安心です。

楽しくスポーツを続けるためにも、「心臓震盪」という事故があることを知り、いざという時に備えておきたいですね。

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