胸骨圧迫、押した後が大切です
2026.07.03 コラム
胸骨圧迫は「押す」だけではない
AEDや心肺蘇生法の講習で、「胸骨圧迫は強く、速く、絶え間なく」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。胸骨圧迫では、胸の中央をしっかり押すことが大切です。成人の場合は約5cm、単3乾電池1本分ほど胸が沈む深さが目安とされています。
押した後に「しっかり戻す」ことが大切
一方で、意外と見落とされがちなのが「押した後にしっかり戻すこと」です。胸骨圧迫は、ただ押し続ければよいわけではありません。押した後に胸が元の高さまで戻ることで、心臓に血液が戻り、次の圧迫で全身へ血液を送り出すことができます。圧迫する人が前かがみになり過ぎて胸にもたれかかるような姿勢になると、胸が十分に戻らなくなり、胸骨圧迫の効果が弱くなることがあります。
正しい胸骨圧迫を身につけよう
胸骨圧迫では、「しっかり押す」ことと同じくらい、「しっかり戻す」ことも大切です。救命講習を受ける機会があれば、圧迫の深さや速さだけでなく、胸が元の位置まで戻っているかにも注目してみてください。ちょっとしたポイントですが、より効果的な胸骨圧迫につながります。

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